週刊チャート分析

週刊チャートナビ 2023/01/07 USDJPY(ドル円)

こんにちは、Masayaです。

今週の相場分析をしていきます。

今回は主に、2023/01/04に投稿した記事のその後を書いていきます。

USDJPY 2023/01/04 分析こんにちは、Masayaです 久しぶりに相場分析していきます。 ※注)この相場分析記事は個人のトレード経験を基に作成しています、...

※注)この相場分析記事は個人のトレード経験を基に作成しています、参考にされるのは大変うれしいですが、この記事を基にトレード(エントリー)をせず、必ずご自身で考えリスク管理したうえでエントリーしてください。

私はいつもTradingviewを使い相場分析をしています、すごく使いやすいので。

 

結果からお伝えすると
上昇転換を察知し今後の動きを前回の記事で書きましたが、バッチリ転換し大きく上昇していきました。

今回のもくじです。

大まかな1週間の流れ

H4の大きな流れは下落と前回の記事で説明しましたが、今週の相場は雇用統計を見据えた下落反発(上昇修正)から、雇用統計発表後本来の流れ(下落トレンド)へ回帰していったという流れになりました。

画像はドル円のH4(4時間足)です。

・チャネルラインは下なので下落トレンド
・年末にかけ下落から一度強めの下落反発(上昇修正)が入る
・その後年始からH4チャネル上層へ向けて上昇開始
・雇用統計 予想20万人、結果22.3万人、前回25.6万人(修正後)
・結果を受けて下落
・ISM 予想55、閣下49.6、前回56.5

気になるのが雇用統計の結果は良かったのに下げた、と言う部分です。

ここ数年指標は結果が良いのに下げる、結果が悪いのに上げる、などの現象が結構頻発しています。よくニュースで言われている事は織り込み済みで買われていて(売られていて)、利益確定の為売られた(買い戻された)という文言です。

実際「バイ・ザ・ルーマー、セル・ザ・ファクト」という格言があるように、今回の下落も噂で買われて事実で売られたと言えるのかもしれません。

 

H1の流れを確認

 

①のH1クラストのレンドラインをブレイクし、②の平行線をブレイクし上昇転換

③のH4クラスのチャネルラインをブレイクし、指標によりロスカットを巻き込み下落していった場面

 

オープンオーダーをみてポジション推移をみてみる

ここでOANDAのopenオーダーでポジションの推移を見ていきます。

1/6 22時時点のポジション「非累積」です。

右のオープンポジションを見ると右下のオレンジ部分(ロングの含み益)が多くなっています、中央値のドル円の値段は134.673。

 

1/6 23時時点のポジション「非累積」です。

ここでオープンポジションを見ていただくと分かるのですが、左上のショート部分の含み益がこの1時間でかなり増え、ロングでホールドしている右上のブルー部分(含み損)が増えているのが分かります。

 

続いて

1/6 22時時点のポジション「純額」です。

この時点では、オープンポジションのロング(右下)がかなりの含み益を占めています。

 

1/6 23時時点のポジション「純額」です。

指標後のオープンポジションです
含み益のポジションは左上のショートのみ、右下のロングで含み益のポジションはほぼありません。ロングでまだ含み損で耐えているポジションは右上のブルー部分、いつロスカットになってもおかしくないですね。

 

ここで分かることが下記の2点
・指標前に含み益だった大きなロングポジションがなくなり→含み損に
・指標前に含み益だった大きなロングポジションがなくなった→ロスカットになった

とかんがえられるので、ロングポジションのロスカットを巻き込み下落してい、という見方が出来るわけです。

 

そして一番やらかしているポジションが左下のショートポジション、完全に底値付近でショートした勢です。

このポジション推移を見るだけで、値動きに対してどのようにポジションが動いたのか見る事が出来るため、今後の値動きを考えるためにはオススメのツールです。

M15でエリオット波動分析

M15の時間軸でどのように相場が推移していくのか、トレード戦略を考えるポイントを簡単に解説します。

画像はM15(15分足)
この画像からの分析結果は以下の通りです

1,②の平行線をブレイクした部分から1波、その後修正を2波とカウント、続いてカウントしていくと、ちょうど5波最後の波動でH4のチャネルラインをブレイクし、指標で急落。

2,H4のチャネルラインをブレイクしたとなると上昇転換したと判断するトレーダーも居ると思いますが、エリオット波動を用いる事でここはこれ以上の上昇は難しいだろうと判断できる相場だったと言えます。

 

上記を踏まえたトレード戦略のポイントは3点

・エリオット波動5波まで行くかもしれない
・5波を達成した際上位足ではどの位置になるのか?
・大きな値動きとなる指標はないか?

この3点を頭に入れてトレード戦略を作成すると、おのずとタイミングなど見えてくると思いますので、参考にしていただけたら幸いです。

 

 

注意:あくまでも私個人の分析なので、参考にされて損失を出されたとしても責任は問いませんのでお願いいたします。

以上を踏まえて

週明けの相場はこの大きな下落に対して反発を見せるのか?、下落トレンドを継続していくのか?が焦点になると思います。

急激な円安、円高と忙しい相場ですが本質を理解して分析をしていくと、リスク少なく取れる場面はあると思うので、ご自身で分析して来週の相場も頑張っていきましょう。

というわけで、以上です。

 

私はエリオット波動を用いて大きな時間軸でどこまで伸びるのか?などを見たりしています。有料記事ではありますがエリオット波動について詳しく書いている記事なので、併せて読んで頂くと理解が深まると思います。

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参考になった方は応援メッセージや共有などしていただくと嬉しいです、よろしくお願いします。

PS:普段の私は「Twitter」を軸に相場の発信をしています、最近は「トレード講座」の作成にも注力しており、相場の基本的な考え方が学べます。